映画祭ができるまで その3

こんにちは、スタッフMです。

暑い日が続き、すっかり夏らしくなってきました。

数ヶ月前に立てた予定では、そろそろ「カナザワ映画祭2008」のフライヤーができあがっている予定でしたが、まだできていません・・・。

でも、ちゃんと制作は進んでいます、大丈夫です、きっと。


さてさて、今回は映画祭の「おかね」について。

映画祭をするには、どんなことにお金がかかるのでしょうか?

これは、文化庁の「国内映画祭支援」の応募要領の経費欄を見るのが分かりやすいです。

まずは、上映作品を上映するための作品借料や、作品を輸送するための輸送費や保険料など。そして、ゲストをお呼びした場合は、ゲストへの謝礼、交通費や宿泊費など。ゲストが外国人だった場合は、通訳の方への謝礼が加わります。

さらに、会場を借りる会場費、必要な設備を設置するための設営費。

最後に、映画祭を広く知らしめるための経費。フライヤーの制作費(デザイン料、印刷費など)、ホームページの制作費(レンタルサーバー料など)、TVや新聞、雑誌などに広告をうつ場合は宣伝費も。

ほかにも、電話代やスタッフのお弁当代、ガムテープやセロテープなどの備品の購入といった、細々とした出費が山のようにあります。

では、こうした支出のための収入を何から得ているのかというと・・・、カナザワ映画祭の場合は、まず、観客の皆さんが購入してくださる「チケット」。

でも、残念ながらそれだけでは到底足りないので、志に賛同いただける方からご協賛いただき、文化庁金沢市からも支援いただいています。

「1円でも無駄にできない!」と、これでもか、という節約ぶりをスタッフ全員が発揮しながら、日々準備を進めています。