川島雄三作品の若尾文子

こんにちは、スタッフのKです。


突然ですが、私は若尾文子が好きです。


その昔、私が学生だった頃、なんとなくみていたテレビの映画に
若尾文子がでていたのですが、女の私でもうっとりしてしまうほど
きれいで色気があって品があるその姿に釘付けになってしまいました。
以来、大映映画をよく放送していた東京12ch(テレビ東京)を
マメにチェックし、「卍」だの「閉店時間」だの「最高殊勲夫人」だの
若尾文子出演映画を録画しまくり、
テレビCMでぶちぶちに切れているにもかかわらず、
マイ若尾文子ビデオ集として保存していたほど。


そんな隠れ若尾文子ファンの私が、
初めて彼女をスクリーンで観た作品は、
川島雄三監督の「しとやかな獣」。
若尾文子のクールビューティーぶりには心底参りました。
初めてのスクリーン若尾文子にも感動でしたが、
川島雄三のモダーンでシュールな世界に衝撃!!!
あの、恐ろしい赤い夕焼けはナニ?
それをバックに突然踊り狂う若者は!?(しかも鼓の音で!?)
あー、もう一度観たい・・・! と思い続けて20年。
シネモンドの『川島雄三レテトロスペクティブ』でやっと観る事が!


やっぱり変わらず、モダーンでシュールで、
若尾文子は美しかったですっっ!


川島雄三×若尾文子作品は、他に2本あるのですが、
どれも違うテイストで、いろいろな若尾文子が楽しめます。
そして、改めて川島雄三作品の多面性に驚き、感服してしまうのでした。


川島雄三レトロスペクティブ』は、
シネモンドにて6月20日まで上映中!
若尾文子以外の作品も驚き満載です!


あ、また宣伝しちゃった・・・。
だって、ほんとに面白いんですよー。