映画祭ができるまで その2

こんにちは、スタッフMです。

スタッフブログもメンバーが1周しましたね。

5人しか登場していませんが、これでスタッフ全員ってわけではありませんよ、念のため。



さて今回は、企画内容をどうやって決めるのか? です。

これは、各映画祭ごと、各団体ごとで違うと思いますが、かなざわ映画の会の場合は、ほとんどを代表一人が決めています。

今回の映画祭も、昨年12月、今年1月ごろから、上映作品を決めよう、ゲストを決めようと毎週のように集まっていますが、いまだにすべては決定していません。

毎週、代表が出してきた案に対し、スタッフが意見を言い、上映したい作品や呼びたいゲストがいれば簡単な企画書をつくり、提案。

そして翌週には、新しい作品が入っていたり、企画が別の切り口でまとまってきます。



ただ、企画内容は、話し合いや自分たちの思いだけで決められるものではありません。

たとえば、上映したい作品が同時期にどこか別の場所で上映する予定になっていてフィルムが空いていない、日本ではすでに上映権が切れていて、自分たちで本国とやりあわない限り上映できない、フィルムがなくニュープリントを焼かないいけない、金銭面で折り合いがつかない、など様々な理由から、上映できないこともあります。

こうした場合でも、上映権利を購入する費用や、ニュープリントを焼く費用が用意できれば、上映できる場合もあります。

では、いくらまでなら出せるのか? それを判断するために、全体の予算書を作っておきます。

(予算の細かい項目については次回に。)

そして、お金がないけれど、上映したい場合はどうするのか? 

そのときは賛同者を募ったり、協賛してくださる企業を探したりします。