オンラインゲーム大会ドキュメンタリー『ＦＲＡＧ』

日本でゲームというと、「ネトゲ廃人」、「ゲーム脳」や「暴力ゲームの犯罪への影響」、「引きこもり」、「オタク」などネガティブなイメージの言葉が
メディアでよく取り上げられるが、世界的視点で見れば、ゲームをプレイすることによって経済的成功、そして社会的名誉を勝ち取っている職業ゲーマーの若者たちがいる。
ＦＰＳやＲＴＳといった海外でポピュラーなゲームを中心に世界各国で大会が開催され、そこでの戦いは賞金として大金が賭けられ非常に激しいものとなっている。

日本ではＦＰＳといえば、一昔前まではＮＩＮＴＥＮＤＯ６４の「ゴールデンアイ」くらいしか一般に知られたゲームはなかったが、この間の「コール・オブ・デューティ４」によりかなり一般的になったのではないだろうか？
それでも、海外ゲームといえば「暴力的ですごい！」とか「こんなマニアックな映画をゲーム化！」などと幼稚にはしゃいでいる人が多く、まだまだ日本では日陰の存在といえる。

このドキュメンタリー映画『ＦＲＡＧ』はプロゲーマーとして生きている若者たちを記録した作品で、日本のそういった状況（先進国の中では珍しくＦＰＳやＲＴＳが流行っていない国）を超える世界があることをたっぷりと見せてくれる。

「カナザワ映画祭 2009 新世界秩序サバイバルガイド」にて日本初公開。　http://www.eiganokai.com

9 月 21 日(月)18 時 10 分 金沢 21 世紀美術館シアター21
9 月 22 日(水)18 時 50 分 シネモンド

『ＦＲＡＧ』
監督: マイク・パスレー
出演: Fatal1ty、LoSt-CaUzE、ジョン・ロメロ（「ＤＯＯＭ」クリエイター）、エンジェル・ムニョス(CPL 創設者)
2008 年アメリカ作品・88 分・カラー・英語 / 日本語字幕

・・・そういえば、今月リリースされた「Wolfenstein」はかなり期待していたがヌルい出来だったなあ・・・