ホモ・サピエンスの幸福

c0ck-fighter2009-09-13

今年の映画祭のテーマは「世界平和」即ち「ホモ・サピエンスの幸福」。
かのH・G・ウェルズも生涯目指したテーマ。

ツァイトガイスト』と『ツァイトガイスト:アデンダム』はかなり直球にこのテーマに挑んだ啓蒙映画だ。
「宗教、貨幣、国家はフィクションであり、盲目的にこれらを信じるな」と言い切っている。

宗教、貨幣、国家の欺瞞性を人類の歴史を踏まえてかなりの情報量で念入りに説明するので、普通の人は頭がクラクラすると思います。
映画の会メンバーの旦那さんは東大卒の大学の先生なので、クラクラはしなかったそうですが、かなりこの映画にハマッってしまったみたいです。そんなインテリも唸らせるほどの内容なので、是非この映画を挑むつもりで観てください。
自分は途中まで「ほう、ほう」と観ていましたが、最後で「え・・・?」となりましたが。

この作品はYOUTUBEなどで有志の方が訳した映像がアップされていますが、正直あまりにも律儀に英文テストのように原文を訳しているので日本語字幕としては結構シンドイものとなっています。今回の上映する素材は映画祭のために自然な日本語で訳したので、ネットですでに観た人も観直してほしいですね。あと爆音仕様なのでメッセージが頭に届きやすくなっています。